小物はワニ革に限ります。
10年ほど前、三十路になるのを機にクロコダイルの財布を購入して以来、レザー小物はワニ革に限るなと悟った私です。
無論これは好みの話であって、何の革が最も素晴らしいとか そういったことを論ずる低次元の話ではありません。
単に私はワニ革が好きだという話です（←低次元）。
ワニ革のおすすめポイントとして私が挙げたいのは以下。
■なんかかっこいい
■恐竜みたい
■触りたくなる質感
■なんかいい
と、こんな感じ（低次元）。
そんなわけで、今回紹介をするのはベルルッティのアリゲーター カードケース。
支出的には出会いたくないものですが、素敵な製品に出会ってしまったので 若干の躊躇はしつつも購入してしまいました。
物の価格がどんどん上がる昨今、とかく、革製品の価格高騰には閉口してしまいます。
全く同じ製品でも１年ぼーっと過ごしているだけで価格が上がってしまうので、気に入ったものがあれば極力買うようにしていますが、買わないのが一番倹約できますね。
馬鹿みたいに当然なことを言い終わったので、ここからは製品レビューの時間です。
早速写真をどうぞ。
迫力がありながらもどこか気品を感じる不思議な魅力があります。
広げるとこうなります。
まるで うなぎの蒲焼きのような光沢と質。
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上質な革アイテムは光の当たり方によって違った色味や表情を見せてくれるものですが、このアイテムもまさにそれ。
ギラギラっとした迫力ある表情もあれば、世の中すべてを知り尽くしたような渋い表情を見せてくれることもあり、革を通じて自分の無力さを知るわたくし。
内側はカーフレザーで、縦型のカード収納ポケットが3つ、そのほか横型のフリーポケットが３つという仕様。カラーはブラックです。
使い勝手は好みによって人それぞれですが、カードを何枚かとお札を数枚折り畳んで持ち運びたいときにはちょうど良いサイズ感。
メンズ財布の定番である２つ折り財布よりも少しスリムな形状です。
ともすれば、中途半端な立ち位置のアイテムとも言えますが、それを考えると悲しくなるので考えないようにします。
同じワニ革でも「クロコダイル」と「アリゲーター」、大きく分けると2つの種類が存在しますが、今回のカードケースの素材はアリゲーター。
今までなんとなく、クロコは王将、アリゲーターは金将、というように考えていましたが（なぜか将棋例え）、正直言って両者に大きな違いはほぼ無いなと感じます。
両者とも爬虫綱ワニ目に属しますが、クロコダイルはクロコダイル科、アリゲーターはアリゲーター科と、それぞれ科目が違います。
似ているようで全く違う科目、つまり比較できないわけです。
「将棋の王将」と「チェスのキング」のような関係であって、どちらも最高級の素材であることは間違いありません。
よほどのこだわりがあるのならこだわるべきですが、そうでない限り両者の優劣については考えなくても良いでしょう。
ちなみに、購入時には純正の保存袋が付属しています。
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最後にまとめです。
今回は、ベルルッティのアリゲーターレザーのカードケースを紹介しました。
クロコダイルとの比較についてもさきほど少し書きましたが、素材としての比較よりもむしろ鞣しや染色、仕上げ技術の方にフォーカスを当てて商品を吟味・観察するべきだなと思いました。
大容量の長財布でもなく、オールマイティな2つ折り財布でもなく、使用シーンが限定されそうですがきっと活躍してくれるでしょう。
【 ひとくち評価 】
【◎】とにかくすごいオーラ
【◎】迫力のある腑
【◎】気品を感じる
【〇】外側のポケット
【△】収納力が中途半端
では、共食い写真を掲載してお別れです。
さようなら。
＜おわり＞
■スペック詳細
・ブランド：Berluti（ベルルッティ）
・商品名：ジャグア アリゲーターレザー カードケース
・型番：JAGUA-ALLIGATOR-E2
・シーズン：通年
・カラー：TDM
・素材：アリゲーター、 カーフ（ライニング）
・サイズ：高さ8 幅11(cm)
・仕様：（外側）カードポケット1、（内側）カードポケット3、フリーポケット3
・原産国：イタリア
・価格：399,300円（税込）
※2024年3月27日現在
※本記事内の写真はすべて「iPhone 12 mini」の内蔵カメラにて撮影しています。
（出典記載のある写真/画像/絵/図などは除く）
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